写真を撮る意味っていうのがわからないのです。
なに、昔からの話なので今の話ではないのです。
そんな意味を考えながら30年間…いや、撮り始めたときはそんなこと考えてなかったからここ15年間くらい携帯も含めて写真を撮り続けています。
例えばスマホが普及してきましたがスマホで何を撮っているかというと、今日は何を食べたかという記録とか、どこに行ったとか、子供の写真とかがメインかな。
今見返して見たらやっぱりそんな感じ。だけどみんなそんな感じなんだろうと思う。
でもそれって何の意味があって撮っているのか。
こういう写真とか。。
そんな事を考えるきっかけになったのは、写真屋さんに勤めていた時に年配のお客さんがよく言っていた言葉。その人だけじゃなく数人そんな話をしていたんだけど、、
「死んだ時に残しておいて迷惑なのは写真だから・・」といって自分の昔の写真を生前に処分し始めているという話を聞いた時。
たしかに!
自分がここ30年間撮ってきた写真というのはネガも含めてある程度の量があると思う。
ただ、それは自分だけが必要であって他の人には無意味なもの。
中には『当時の生活を知る資料になる』と昔の写真なんかは欲しがる人もいて、オークションなんかで販売されたりしてますけどそれは自分の両親が小さい頃の写真とかもっと昔の写真で、自分の小さい頃の写真の価値なんてないだろうし。
家みたいに子供がまだ小さければ(現在小学校1年生)大きくなった時に見返すこともあるし、子供の頃の写真が必要な事もある事があるかもしれない。しかも子供の頃の写真が多い子の方が自己肯定感が高まるみたいだし、その点ではいい事ありますね。
でもこの年になると小さい頃の写真や若い頃の写真を見ても「この頃はよかったなー」なんてある意味マイナスの思いしか浮かばない人もいるんじゃないかな。自分はそこまでじゃないけど。。
まぁ子供の事は置いておいても、趣味で風景を撮ったり鉄道を撮ったり身の回りの物を撮ったりしている人いますけど、自分もその一人なんですけど、、どうしたもんでしょうね。捨てたらいいんですかね。
でも写真とは未練なんですって。
女々しいって今は言わないかもしれませんけど、要するに未練がましい。
写真を趣味にしている人増えましたけど、未練がましい人が増えたってことでしょうか(笑)
それでも私には写真しか今のところないので撮り続けていくんですけどね。
結局答えは出ないです。
それは誰かに言っても人それぞれ意味が違うから。
だから面白いのかもしれません。
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